2014年12月03日
自分に還る「夜と月」 静かなライブ
11月29日の語りのコンサートには、
予想を上回る大勢のお客様においでいただき、
誠にありがとうございました。
お客様方には、
用意したプログラム、足りなくて一緒に見てもらったり、
席を詰めて、場所を作ってもらったりと、
ご協力たくさんいただき、大変有難かったです。
ライブの様子をご紹介。
タイトル「夜と月」になぞらえ、
ピアノと語りの桂さんが、黒のシックな装いで。
10弦ギターを奏でる富成千之さんは、白いシャツ姿です。
当初、桂さんがおひとりで、
語りのコンサートを開く予定だったのですが、
たまたま打ち合わせでお茶していたとき、
一乗で流れていた
ギターミュージックに桂さんが聴き惚れ、
たまたまそこに居合わせた、その奏者である富成さんに、
共演の依頼をしたのが始まりです。
曲は、アルベニスの「アストゥリアス/伝説」
ドビュッシー「月の光」
ラルフの「ピアノワルツ」など。
朗読はスペインの詩人。
ヒメネス作『プラテーロとわたし』より
愛するロバのプラテーロと過ごした日々、
失ってからの喪失感。
抱えきれない悲しみをどうやり過ごしたらいいのか…
孤独を抱えながらも、向き合い、すくっと立ち上がる強さ。
暮らしの中の自然、風や木々の変化を、豊かな感性で見つめ、
慈しみながら生きる。
“ぼく”の優しいその心が、みずみずしい言葉で綴られ、
絵画のような、色合いまでが伝わります。
夜の海のうねりが、
“ぼく”のとてつもない孤独感のうねりと重なり、
気持ちが溢れ出ます。
控えめながら、10弦ギターの響きは豊か。
何色にも彩られ、広がりある音色。
すっかり
『プラテーロとわたし』
の世界に引き込まれ、静かに聴き入る会場の方たち。
人はみな詩人。
人はみな、発表してないだけで、自分の中でポエムしている…
だから、誠実に語られることばの一つひとつに、共鳴し、
心打たれるのだろう。
そんな思いで、聴いたライブでした。
夜空を見上げて、「月が出ていて見えたわよ~」
と、ちゃんと今回のタイトルを頭に入れて、
教えてくれたお客様もいました。
私も、寒さに背を丸め歩くだけでなく、
ときには、冬の夜空の月や星々を、
じっとみつめてみたいと感じました。
『語りのコンサート』
次回Vol.2も予定してます。
どうぞお楽しみに!
予想を上回る大勢のお客様においでいただき、
誠にありがとうございました。
お客様方には、
用意したプログラム、足りなくて一緒に見てもらったり、
席を詰めて、場所を作ってもらったりと、
ご協力たくさんいただき、大変有難かったです。
ライブの様子をご紹介。
タイトル「夜と月」になぞらえ、
ピアノと語りの桂さんが、黒のシックな装いで。
10弦ギターを奏でる富成千之さんは、白いシャツ姿です。
当初、桂さんがおひとりで、
語りのコンサートを開く予定だったのですが、
たまたま打ち合わせでお茶していたとき、
一乗で流れていた
ギターミュージックに桂さんが聴き惚れ、
たまたまそこに居合わせた、その奏者である富成さんに、
共演の依頼をしたのが始まりです。
曲は、アルベニスの「アストゥリアス/伝説」
ドビュッシー「月の光」
ラルフの「ピアノワルツ」など。
朗読はスペインの詩人。
ヒメネス作『プラテーロとわたし』より
愛するロバのプラテーロと過ごした日々、
失ってからの喪失感。
抱えきれない悲しみをどうやり過ごしたらいいのか…
孤独を抱えながらも、向き合い、すくっと立ち上がる強さ。
暮らしの中の自然、風や木々の変化を、豊かな感性で見つめ、
慈しみながら生きる。
“ぼく”の優しいその心が、みずみずしい言葉で綴られ、
絵画のような、色合いまでが伝わります。
夜の海のうねりが、
“ぼく”のとてつもない孤独感のうねりと重なり、
気持ちが溢れ出ます。
控えめながら、10弦ギターの響きは豊か。
何色にも彩られ、広がりある音色。
すっかり
『プラテーロとわたし』
の世界に引き込まれ、静かに聴き入る会場の方たち。
人はみな詩人。
人はみな、発表してないだけで、自分の中でポエムしている…
だから、誠実に語られることばの一つひとつに、共鳴し、
心打たれるのだろう。
そんな思いで、聴いたライブでした。
夜空を見上げて、「月が出ていて見えたわよ~」
と、ちゃんと今回のタイトルを頭に入れて、
教えてくれたお客様もいました。
私も、寒さに背を丸め歩くだけでなく、
ときには、冬の夜空の月や星々を、
じっとみつめてみたいと感じました。
『語りのコンサート』
次回Vol.2も予定してます。
どうぞお楽しみに!
otokissa at 23:11│一乗ライブ報告