2016年10月20日
音喫茶一乗のブログ 番外編6
ぶっぽうそうのいる森
銀の兜を被った少年の戯言
last time
Janis Joplin
映画 Janis 『little girl blue』
観て来ました
冒頭のライブで歌う彼女にもう涙が
60年代にありのままの自分を貫いた
『私でいるのって想像以上に大変なの』
どう生きたいのかを自分自身に問いかけ
それを貫いて、走り抜けた27年
エイミー・ワインハウスの『エイミー』と似ている部分もあるが、似て非なるものだと思う
K.K.Kが堂々と事務所を構える超保守的な
街で、虐められ居場所が無く
『差別はいけないわ』と言って黒人のブルースを愛して、[ニガーラバー]と呼ばれたのは必然
ジャニスは自身と同じように居場所が無くなった人達に、魂を捧げながら心を優しく包んでくれた
そして彼女の命のかけらをひとつづつ、与えてくれた
そしてそこが彼女の THE END
死後のエピソードとして、当時愛していた彼からの手紙が亡くなった日の朝
ホテルのフロントに届く
それはジャニスの命を救う手紙
しかし自分の命を生きようとするよりも、人を愛し救う事を選んだ彼女に届くはずもなかった
ジャニスはいない
Life is a song. sing it.
Life is life. fight it.
自分は渋谷まで行って観ましたが、川越スカラ座で12月3日〜6日まで上映するようです。お近くの方は是非
otokissa at 18:35│番外編