音喫茶 一乗 のblog

5月7日(木)再開の際には、どうぞ今までと変わらずご来店くださいますようよろしくお願い申し上げます。

埼玉県の中小企業休業給付に関しては、まだ正式なことがはっきり分かりませんが、ある程度は私たちの要望が通る見込みです。
県に対して一乗の訴え以上に声を上げて掛け合ってくれた人たちがいました。

ありがとうございました。



長い休業を決めるにあたっては、

ライブイベントができないデメリットが大きいとはいえ、
“休む”という考えは初めからないようなヨシさんと、

6周年を迎えられたこの4月、
大勢のお客さんに来てもらうような宣伝はできず無理なことも多いなか、テイクアウトやデリバリーの用意をし頑張りたい。
でもこの先のみえない今の現状、
埼玉県の医療受け入れの足りない深刻な状況、
様々トータルに考えて自主休業は有り、の店主である自分と、
小さな店を切り盛りするふたりですが、
考えを一致させるのは最後まで簡単ではありませんでした。

もっと様々な事情を抱え、何人もの従業員のことを考え、一時的でも休業を決断される企業、店の人たち、
どれだけ悩むだろうかと改めて思いました。


「営業しています！テイクアウトやデリバリーもやっています！！」
とお知らせしたばかりのところで、大変ご迷惑をおかけします。
何人もの方たちに
「助かるわ」
「ライブに来ようと思っていたけど今はこれで」と、
ご利用いただいていました。

また空いている店内で
「この時期に落ち着ける空間がありよかった」と過ごされる方もいらっしゃいました。

誠に申し訳ございません。

緊急事態という有事の混乱を感じています。
そのなかで、個人でしか動けない弱い立場の自分たちのために、
行政に一生懸命声を上げ、尽力くださった方たちもいました。
大きな力をもらいました！

どうか当面の区切りである5月6日までの一人ひとりの行動が、

感染拡大を弱め、社会に効果をもたらす時間になることを願います。



元気でまた皆さんとお会いできる日、
音楽をともに聴ける日が来るよう希望を持ちつつ、
一旦一乗の扉を閉じます。

必ず開けます。




2020年 4月21日　
　　　　　　
音喫茶一乗　店主